ナラ枯れの木

左(ひだり)は椎木(しいのき)でカシノナガキクイムシ（カシナガ）が入った(はい　　)痕跡(こんせき)です。右側(みぎがわ)は楢木(ならのき)で完全(かんぜん)に枯れて(か　　)いました。木(き)の国(くに)の岡田(おかだ)さんに教えて(おし　　)頂きました(いただ　　　　　　)。

カシナガの穿入孔(せんにゅうこう)の直径(ちょっけい)は約(やく)2mmで、形(かたち)は真(しん)円(えん)です。爪楊枝(つまようじ)を中(なか)に差し込む(さ　こ　)と、やや斜め(なな　)に入り(はい　)、5mm程度(ていど)で突き当たる(つ　あ　　)感じ(かん　)がします。

楢木(ならのき)にはフラス（カシナガの排泄物(はいせつぶつ)と木屑(きくず)が混ざった(ま　　　)物(もの)）が見えて(み　　)います、木(き)の根元(ねもと)にも落(お)ちています。

森脇稔